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歴代志下 7章1〜10節    2017年1月3日

ソロモンが祈り終ったとき、天から火が下って燔祭と犠牲を焼き、主の栄光が宮に満ちた。 主の栄光が主の宮に満ちたので、祭司たちは主の宮に、はいることができなかった。(1〜2) 

 ソロモンが祈り終わったとき、天から火が下って燔祭と犠牲とを焼き、主の栄光が宮に満ちました。雲のようなものが神殿を覆い尽くし、祭司でさえも宮の中に入ることができないほどでした。神殿がどれだけ光り輝いているかではありません。神殿の大きさや豪華さではなく、その中に住みたもうお方、そこに名を置かれた主は、その神殿の麗しさをはるかに越えたお方でした。民は主を礼拝し、心から主を賛美しました。「主は恵みふかく、そのいつくしみ(契約に対するご真実)は絶えることがない」。これはイスラエルの民の中にずっと歌われ続けてきた賛美だったことでしょう。そして、イスラエルの民は本当に主がすばらしい神殿を与えて下さったことを思い、主の変わらないご愛をたたえずにはいられなかったのです。それは本当に大きな喜びの時であり、イスラエルの民は心からその礼拝を楽しんだのでした。
 私たちが自らを聖別し、主の御前にささげる時、主は私たちの心にも来て、その栄光をあらわしてくださいます。

歴代志下 7章11〜22節    2017年1月4日

今わたしはわたしの名をながくここにとどめるために、この宮を選び、かつ聖別した。わたしの目とわたしの心は常にここにある。(16) 

 荘厳な主の宮が建築され、主の栄光が宮に満ち、ソロモン王はイスラエルの民と共に、主の前に非常に多くのささげものをささげ、主の前に祈り、共に喜びました。ソロモン王がその治世の最初の時期に与えられた大きなミッションを首尾良く成し遂げた時、主は再びソロモンにご自身を現されました。そして、その宮を聖別し、その名をそこに置かれること、その目とその心がいつもそこにあることを約束してくださいました。主は今も、私たちのことを御心にとめ、その目を注いでいてくださいます。
 ただし、主は、同時に、ソロモンに対して、その父ダビデがそうであったように、主の前に歩み、その定めとおきてとを守ることを命じられたのでした。どんなに神殿が立派であっても、もし、イスラエルの民が主に背いて歩んでいったら、何にもなりません。その立派な神殿も荒れ果ててしまうでしょう。そして、主はまず、ソロモン自身にそのことを求められたのでした。



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