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歴代志下 34章1〜13節 2017年2月10日 |
彼はまだ若かったが、その治世の第八年に父ダビデの神を求めることを始め、その十二年には高き所、アシラ像、刻んだ像、鋳た像などを除いて、ユダとエルサレムを清めることを始め・・・(3) マナセの次に王位を継いだアモンの治世はわずか二年で、その子ヨシヤがわずか八歳で王位を継ぎます。彼は十五歳頃にその先祖ダビデの神を求めることを始めます。彼の生涯に何があったのかは分かりません。しかし、彼の治世の八年が、彼にとって大きな転機になったのでしょう。
そしてその治世の十二年には偶像を除いて砕き、またユダとイスラエルをきよめることを始めたのでした。そしてまた、その治世の十八年には、主の宮の修復に取りかかります。国中の人たちがそのために献金し、建築者たちが工事にあたりました。工事にあたる職人たちも忠実に仕事をしたのでした。
第八年、十二年、十八年・・・。ヨシア王の生涯における転機の時でした。私たちの信仰の歩みにも、日ごとの歩みと共に、転機があります。あそこで主に従う一歩を踏み出したという節目の経験です。あなたにはどのような転機がありましたか。
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歴代志下 34章14〜33節 2017年2月11日 |
そして王は自分の所に立って、主の前に契約を立て、主に従って歩み、心をつくし、精神をつくして、その戒めと、あかしと定めとをまもり、この書にしるされた契約の言葉を行おうと言い・・・(31) 主の宮の修復工事の中で非常に大きなことが起こります。それは主の律法の書が発見されたという事件でした。私たちは、それが失われていたということに驚きを覚えますが、主に従わない王たちの治世が続くとそのようなことも起こってしまうのでしょう。
ヨシヤ王は主の律法の書に書かれていることを知った時、愕然とします。それはヨシヤに先立つ時代に主に従わないで歩んできたそのことのゆえに、災いが国にのぞもうとしていることを知ったからです。王は自分の衣を裂いて、悔い改めと嘆きとをあらわにします。
そしてヨシヤ王は全ての民にその律法の書を読んで聞かせ、もう一度主の前に契約を立てて、主に従って生きることを民と共に決断したのでした。
残念ながら南ユダ王国に臨もうとしている災いが取りのけられることはありませんでした。しかし、ヨシヤ王と民が主に従っていた間は、主も災いを止められたのでした。 |
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