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歴代志下 33章1〜25節 2017年2月9日 |
彼は悩みにあうに及んで、その神、主に願い求め、その先祖の神の前に大いに身を低くして、神に祈ったので、神はその祈を受けいれ、その願いを聞き、彼をエルサレムに連れ帰って、再び国に臨ませられた。(22〜23) ヒゼキヤ王も死んで、その子マナセが十二歳で王となります。しかし、このマナセ王は主に仕えた父ヒゼキヤがしたことをすべて打ち消すようなことをしました。ヒゼキヤの時代に肩身の狭い思いをしていた人たちが、マナセ王に上手に取り入っていったのかもしれません。彼は偶像の祭壇を造り、太陽や月を拝み、子どもを焼いてささげ、占いや魔法にのめり込みました。主はマナセや民に警告を発せられましたが、彼らは聞きませんでした。そしてついにアッスリヤの軍隊が攻めて来て、マナセも捕虜になってしまったのでした。
しかし、マナセ王はその悩みの中で大いに身を低くし、主に祈ります。そして神はその祈りを聞いてくださいました。マナセは主がまことの神であることを知ったのでした。後にマナセは南王国ユダ滅亡の責任を負わせられるほど、国に悪影響を残した人物です。けれども主はそれでもあわれみを閉ざされることはなかったのでした。
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