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歴代志下 16章1〜14節 2017年1月14日 |
主の目はあまねく全地を行きめぐり、自分に向かって心を全うする者のために力をあらわされる。(9) 主に従い続けてきたアサ王の南ユダ王国に、また困難が襲ってきました。その治世の三六年に、北王国イスラエルのバアシャが攻めてきました。本来でしたら、アサはこの時にも、主に祈り、主を頼みとして国難に対処すべきでした。しかし、この時にはアサは北王国イスラエルの北にあったスリヤの王ベネハダデに密使を送り、主の宮と王の宝蔵から多くの金銀を取り出してベネハダデにささげて、スリヤが北王国イスラエルと結んでいた同盟を破棄して北イスラエル王国を攻めてほしいと願い出たのでした。ベネハダデはアサの願いを聞き入れ、北イスラエル王国を攻めましたので、北王国は南王国から去って行きました。
しかし、主はこのアサの行動を喜ばれませんでした。ここでもアサは主に寄り頼むべきだったのです。アサは自分をいさめる先見者ハナニを投獄しました。アサは後に足の病気になりましたが、その時にも主を求めなかったと聖書は言います。主に用いられた器の悲しい終わり方でした。
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