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歴代志下 2章1〜18節 2016年12月28日 |
それで、どうぞ金、銀、青銅、鉄の細工および紫糸、緋糸、青糸の織物にくわしく、また彫刻の術に巧みな工人ひとりをわたしに送って、父ダビデが備えておいたユダとエルサレムのわたしの工人たちと一緒に働かせてください。(7) ソロモンが王になって最初にしなければならなかったのは、父ダビデの心に与えられたビジョンとして主の宮を建てるということであり、また、自分の王宮を建てるということでした。確かに主の宮の建築のためには父ダビデが多くの準備をしていました。またソロモンはこの大きな事業をするために必要な働き手をも集めることができました。しかし、同時に、ソロモンはプロジェクトを完成するためには、ツロの王ヒラムの助けが必要であることを認めて、ヒラムに材木および職人を送ってほしいと手紙を書いたのでした。ヒラムは父ダビデとも良好な関係を持っていたようですが、ダビデの子ソロモンの手紙を受け取ってとても喜び、ソロモンが求めたものを提供してくれたのでした。
自分が足りない者であることを認めて正直に助けを求めることができるということはとても大切な知恵です。人に対しても、そして神に対しても正直に弱さを認め、助けを求める謙虚さを持ちたいと思います。
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