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歴代志下 3章1〜17節 2016年12月29日 |
ソロモンはエルサレムのモリアの山に主の宮を建てることを始めた。そこは父ダビデに主が現れられた所、すなわちエブスびとオルナンの打ち場にダビデが備えた所である。(1) ソロモンはエルサレムのモリアの山に主の宮を建てる工事を始めました。それは主がダビデに命じられた場所でした。モリアの山というのはダビデの町の北側になるのですが、エルサレムの旧市街ではエルサレムの町の北東部になります。モリアとは創世記二二章で、アブラハムがその子イサクをささげた場所です。主に礼拝をささげる場としての神殿は、まさに自分の一番大切なもの、自分自身を含めて自分のすべてを神のみ手の中にささげる場でもあるのです。
それはオルナンの打ち場と呼ばれた場所でもありました。ダビデが罪を犯して、エルサレムに住む人々に災いが臨んだとき、神はダビデにこのオルナンの打ち場に祭壇を築いて、主に祈ることを求められました。それは悔い改めの場、再献身の場でした。イスラエルの民はこの場に立つたびに、旧約聖書に語られた主の言葉を思い起こし、主を礼拝するということがどういうことかを確認したのです。
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