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歴代志下 20章1〜19節 2017年1月18日 |
あなたがたは進み出て立ち、あなたがたと共におられる主の勝利を見なさい。恐れてはならない。おののいてはならない。あす、彼らの所に攻めて行きなさい。主はあなたがたと共におられるからである。(17) ヨシャパテ王の治める南王国ユダに大きな危機が訪れました。周辺諸国が連合軍を造り、大挙してヨシャパテに迫ってきたのです。ヨシャパテは大きな恐れにとらわれ、民たちにも断食を布告し、民の前に立って主に助けを求めたのでした。
ヨシャパテは主がどのようなお方であるか、主に対する信仰を告白し、自分たちの置かれている危機について語ります。そして自分たちがいかに無力であるかを認めて、主を仰いだのでした。
主はそのような中で、御言をもって答えられます。主は、ヨシュアに語られたように、「恐れるな、おののくな」と告げられます。主が戦われるからです。ここで語られている神の言葉は聞く人々に、神がかつて自分たちの先祖に語られた御言、その救いの御業を思い起こさせたことでしょう。そして、御言を聞いたヨシャパテと民は主を賛美し、礼拝したのでした。
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歴代志下 20章20〜37節 2017年1月19日 |
そして彼らが歌をうたい、さんびし始めた時、主は伏兵を設け、かのユダに攻めてきたアンモン、モアブ、セイル山の人々に向かわせられたので、彼らは打ち敗られた。(22) 神の救いの約束の御言をいただいたイスラエルの民でしたが、実際にはまだ状況は何も変わっていません。しかしヨシャパテ王は民に、主を信じることを語り、励まします。主が語られたことを必ず成就してくださる真実なお方であることをヨシャパテは知っていたのです。ヨシャパテは民と相談して、聖歌隊を軍勢の前に進ませます。「主に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」。それはイスラエルの中に歌い継がれてきた信仰の賛美だったことでしょう。しかし、彼らが歌を歌い、賛美し始めたときに、敵は内輪もめを始め、自滅していったのでした。
イスラエルの民が敵の様子が見てみると、敵はすでに倒れ、逃げていってしまった後でした。ヨシャパテと民はただ、ぶんどりものを集めるだけで三日を費やしたのでした。そしてヨシャパテたちは心から主に感謝しました。主ご自身が戦って、彼らに勝利を与えてくださったからです。
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