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歴代志下 18章1〜34節 2017年1月16日 |
ヨシャパテは大いなる富と誉とをもち、アハブと縁を結んだ。(1) ヨシャパテ王は非常に豊かになり、また周囲の国々と良い関係を結んで行く中で、北王国イスラエルのアハブと縁を結びます。具体的には自分の息子ヨラムの嫁としてにアハブとイゼベルの娘アタリヤを迎えたのです。ヨシャパテがアハブ家から嫁を迎えたということは、しばしば戦いを重ねてきた北王国イスラエルと南王国ユダとの間に平和をもたらしたいという動機があったとは思います。しかし、主に背き、主の預言者たちを弾圧したアハブの家と姻戚になり、同盟を結んだということは、ヨシャパテの身にも、また南ユダ王国にも大きな災いをもたらすことになります。
スリヤと北王国イスラエルとの間に戦いが起こったとき、ヨシャパテも北王国イスラエルと共に戦ったのですが、ここでもヨシャパテとアハブの価値観の違いは明白でした。そして人の良いヨシャパテはもう少しでアハブの身代わりになって戦死するところでした。釣り合わないくびきを負うべきではないのです。
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