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歴代志下 13章1〜22節 2017年1月11日 |
このように、この時イスラエルの人々は打ち負かされ、ユダの人々は勝を得た。彼らがその先祖の神、主を頼んだからである。(18) 南王国ユダではレハベアム王に代わって、その子アビヤが王となりました。アビヤの南王国ユダとヤラベアムの北王国イスラエルの間に戦争が起こります。軍勢としては北王国は八十万人、南王国は四十万人。人間的に言うと、南王国に勝ち目はありません。
アビヤ王は、ヤラベアムは大軍をたのみ、自分で造った偶像にたのんで戦いをしようとしているが、自分たちは共にいてくださるわれわれの神、主をたのみとして戦う、と宣言します。しかし経験と知恵にたけたヤラベアムはアビヤの背後にも軍勢を送り、アビヤを挟み撃ちにします。絶体絶命の大ピンチです。しかしアビヤとユダの人々は主に呼ばわって、ときの声を上げ、戦いに向かいました。北王国の八十万の軍勢のうち五十万人が倒れました。南ユダ王国の大勝利です。ユダの人々が主を頼んだからだ、と歴代志の記者は語ります。主はご自身に頼る人を救ってくださるのです。
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