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歴代志下 29章1〜17節 2017年2月1日 |
わが子らよ、今は怠ってはならない。主はあなたがたを選んで、主の前に立って仕えさせ、ご自分に仕える者となし、また香をたく者とされたからである。(11) アハズ王の後を継いだのはヒゼキヤでした。ヒゼキヤは二五歳で王位を継ぐと、その治世の初め、第一年の一月に、父アハズによって閉ざされた主の宮の門を開きました(参・二八24)。そして祭司とレビ人たちを集めて宮清めにあたりました。
ヒゼキヤ王はレビ人たちを励まします。主があなたがたを選んで、主の前に仕える者として召してくださったのだからと、主の宮の東の広場で彼らに語りかけたのでした。
レビ人たちは励まされ、立ち上がって、仕事を始めます。王の命令である以上に主が自分たちに期待してくださっていることを知ったからです。
彼らは元日に始めて、正月の十六日まで主の宮の清めに費やします。主の宮の奥まで入って行って、汚れたものを全部運び出し、キデロン川まで持っていって捨てました。そして礼拝に用いられる祭具や家具類を全部清めていったのでした。
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歴代志下 29章18〜36節 2017年2月2日 |
こうして、主の宮の勤めは回復された。この事は、にわかになされたけれども、神がこのように民のために備えをされたので、ヒゼキヤおよびすべての民は喜んだ。(35〜36)
主の宮が清められたという報告を受けたヒゼキヤは、朝早く起きて、町のつかさたちと共に主の宮に上っていきます。治世の第一年目の元日にきよめることを始め、清めが終わったら朝早く宮に向かうというヒゼキヤの姿はまさに、主を礼拝し、主に近づくことを何よりも大切なこととしている指導者の姿と言えます。
ヒゼキヤはまず、燔祭及び罪祭をささげます。南王国ユダが犯してきた罪のあがないをするのです。レビ人たちは主をさんびします。ラッパを吹き、楽器を鳴らし、歌を歌って主をあがめるのです。
そして会衆も燔祭と感謝のささげものを持ってきました。感謝のささげもの、酬恩祭は共に食べて喜ぶ、感謝と交わりのささげものです。
主の宮の勤めが回復されました。そして王も民も共に心から喜んだのでした。民はそれが神が与えて下さった喜びであることを知っていました。
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