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歴代志下 12章1〜16節 2017年1月10日 |
レハベアムはその国が堅く立ち、強くなるに及んで、主のおきてを捨てた。イスラエルも皆彼にならった。(1) 出だしでつまづいてしまったレハベアムでしたが、その後、三年間は祖父ダビデ、父ソロモンの道に従って生きます。そしてエルサレムを首都とした南王国はレハベアムの下で堅く立ち、強くなっていきます。しかし、強くなり、落ち着いてきた時というのはある意味、危険な時でもあります。レハベアムは主のおきてを捨てます。 聖書はレハベアムの母はナアマというアンモンの女性だったと記録しています。ソロモンがアンモンの女性と結婚したところにそもそもの落とし穴があったようにも思います。
エジプトの王シシャクがエルサレムに迫ってきました。預言者シマヤがこのことはあなたがたが主を捨てたゆえだと語る中で、イスラエルのつかさたちもレハベアム王もへりくだって悔い改めます。主は彼らをゆるされ、国が滅びることはまぬかれますが、ソロモンの造った金の盾や多くの財宝は皆持ち去られてしまったのでした。主に仕えるということがどんなにさいわいなことかを彼らはシシャクに仕える中で知ることになります。
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