|
 バックナンバー
|
| 申命記 ２０章１〜２０節 2016年2月21日 |
|
あなたが敵と戦うために出る時、馬と戦車と、あなたよりも大ぜいの軍隊を見ても、彼らを恐れてはならない。あなたをエジプトの国から導きのぼられたあなたの神、主が共におられるからである。（１） ここには戦いに関する規定が記されています。戦いに出る時に、思いが後ろにあると戦うことができません。ですから、新しい家を建てたばかり、畑を作ったばかり、結婚したばかりの人々は家に帰らせました。
また恐れる者も家に帰らせました。それは敵に対する恐れや臆病な心は、全体に伝染していくからです。
イスラエルの民はこれから約束の地に入って行くにあたってそこに多くの戦いが待っていることを知っていました。そしてその戦いは決してやさしいものではないでしょう。敵は多くの馬や戦車を持ち、またその軍勢はおびただしいかもしれません。しかし、恐れる必要はない、恐れてはならないとモーセは言います。それはイスラエルをエジプトの地から導き上られた主が共にいてくださるからです。
安易な妥協はゆるされませんでした。それは先住民との妥協はイスラエルに罪と堕落をもたらすことを神は知っておられたからです。
|
|
|
chuo@8008amen.com
