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申命記 18章1〜8節 2016年2月17日 |
彼らはその兄弟のうちに嗣業を持たない。かつて彼らに約束されたとおり主が彼らの嗣業である。(2) イスラエルの民はこれから約束の地に入って行こうとしています。そこでそれぞれ部族ごとに嗣業の地を割り当てられ、受け取っていくことになっていました。しかし、レビ族には他の部族と同じようには土地が割り当てられませんでした。レビ族はイスラエルの全体の中から各地に町を与えられて別れて住むことになります。
レビ族はイスラエルの民がシナイ山のふもとで金の子牛を造ってそれを拝み、戯れたときに、モーセの呼びかけに応えて、モーセにつき、神に従ったのでした。神はそのことのゆえに、レビ族に特別な使命を与えられました。それは主の名によって立って仕え、イスラエルの礼拝を支えるという大切な使命でした。
確かに領地という意味ではレビ人は受け継ぐべき地を与えられませんでした。しかし、「主が彼らの嗣業」だと神はレビ族を祝福して語られたのでした。神は私たちの必要を満たし、あらゆる祝福で満ちたらせることのできるお方です。しかしたとい、物質的、また目に見えるところで、幸いが薄く見えるときにも、主はご自身を私たちに与えて下さっています。
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申命記 18章9〜22節 2016年2月18日 |
あなたの神、主はあなたのうちから、あなたの同胞のうちから、わたしのようなひとりの預言者をあなたのために起されるであろう。あなたがたは彼に聞き従わなければならない。(15) 私たちは未来について知りたいと思います。また今、どのような決断をしたらいいか迷うことがあります。しかし、そのような時、占いに頼ることはとても愚かなことです。たといとても当たる占い師がいて、私たちに起こることを予告し、それがすべて当たったとしても、それは神から出たことではありません。私たちが占いに頼って生きることを神は憎まれます。主に祈り、主にすがって新しい一日一日を感謝して歩みたいと思います。
モーセはやがて主が、イスラエルの同胞の中から「わたしのようなひとりの預言者」を、イスラエルのために起こして下さる、と予告します。その預言者は、神の言を民に語り、民を導くのです。イスラエルの歴史の中には何人ものとても力強い預言者が現れました。しかし、やがて、イスラエルの民はこの「わたしのようなひとりの預言者」を自分たちに救いをもたらすお方として待ち望むようになります。そして、ついに主イエスが救い主として来られたのです。
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