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民数記 36章1〜13節 2016年1月3日 |
イスラエルの人々は、おのおのその父祖の部族の嗣業をかたく保つべきだからである。(7) マナセ部族のゼロペハデには男の子がなかったため、嗣業の地を受け取ることができず、その家が途絶えてしまうということが懸念されたとき、ゼロペハデの娘たちの訴えによって、ゼロペハデの家の分として、その娘たちが嗣業の地を受けることになっていました。しかし、今度はマナセ族のリーダーたちがモーセのところにやって来て、自分たちの懸念を伝えました。それはゼロペハデの娘たちが他の部族の男性と結婚したら、マナセ族に割り当てられた土地が他の部族のものになってしまわないだろうか、ということでした。
モーセは主に問い、主はモーセに答えて指示を与えられます。それはゼロペハデの娘たちは同じマナセ族の男性に嫁ぐようにということでした。これはその後の同じようなケースのモデルとなりました。イスラエルの民は、父祖から受け継いだ土地を大事に受け取り、受け渡していくことを求められたのです。そして、ゼロペハデの娘たちは、主がお命じになった通りに行ったのでした。
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