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民数記 32章1〜42節 2015年12月29日 |
彼らはまた言った、「それでもし、あなたの恵みを得られますなら、どうぞこの地をしもべらの領地にして、われわれにヨルダンを渡らせないでください」。(5) イスラエルの民は、ヨルダン川を渡って約束の地に入る前に、ヨルダン川の東側でとても広い土地を自分たちのものにしていました。その時、ルベン族とガド族の人々がモーセに近づきます。自分たちはこのヨルダン川の東側に住みたいと言うのです。それは、ルベン族やガド族の人々が家畜を多く持っており、その地が家畜を飼うのに適しているからということでした。
モーセは、そんな彼らに対して怒り、他のイスラエルの人々の心をくじくことのないように厳しく戒めます。ルベン族とガド族の人々は、自分たちはイスラエルの民の先頭に立ってヨルダンを渡り、ヨルダン川の西側での戦いでも先頭に立って戦うので、このことを許してほしいと願い出るのでした。そのようにして、ルベン、ガド、そしてマナセの半部族がヨルダン川の東側に住むことになります。しかし、約束の地に入る前から、その手前に住むという決断をしたことは、後々彼らに多くの災難をもたらすことになります。
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