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歴代志上 28章1〜21節 2016年12月25日 |
わが子ソロモンよ、あなたの父の神を知り、全き心をもって喜び勇んで彼に仕えなさい。(9) ダビデ王の後継者が誰かというのは多くの人々の関心事だったことでしょう。ダビデは歳の順で後継の王を選ぶのではなく、ソロモンを後継者に指名します。それはダビデの好みで後継者を決めたということではなく、神が選ばれたソロモンに自分の王位を譲ったということでした。そしてダビデは、自分の心に主が与えて下さった神の宮の建造というプロジェクトをソロモンにゆだねたのでした。
ダビデはそのプロジェクトが、若く、王としての経験も実績もないソロモンにとってどんなに大変なことかを知っていたことでしょう。ですからダビデはソロモンを励まします。すべての職人やつかさたちもこれに協力してくれるでしょう。そして、何よりも神が共にいてこのプロジェクトを完成させてくださるのです。ダビデは自分の生涯においても神がどんなに真実であり、力ある方かということを知っていました。ですからダビデは、「全き心をもって喜び勇んで」主に仕えるようにと語るのです。
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