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歴代志上 7章1〜40節 2016年12月1日 |
その子孫の大勇士たる者はダビデの世にはその数二万二千六百人であった。(2) 七章では、イッサカル、ベニヤミン、ナフタリ、エフライム、アセルの各部族の勇士たちが数えられています。イッサカルには八万七千人、バニヤミンは三つの氏族に分けて数えられていますが、合わせて五万九千四百三十四人。ナフタリ族とエフライム族は人数は記録されていません。そしてアセル族は二万六千人。彼らは「大勇士」「いくさに出てよく戦う大勇士」「えりぬきの大勇士」と呼ばれています。彼らがどれだけ勇敢だったかは定かではありません。非常に戦いに長けた人物もいたでしょうし、実際には、心配な人物もいただろうと思います。けれども聖書は彼らを勇士と呼ぶのです。
この章にはエフラムの家に起こった悲劇も記されています。エフライムの二人の息子たちが彼らに非があったとはいえ、殺害されてしまったのです。彼は深い悲しみの中で男の子を与えられ、その子をベリア(災い)と名づけます。しかし、そのベリアの子孫からイスラエルを約束の地に導いたモーセの後継者・信仰者ヨシュアが出たのでした。
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