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歴代志上 15章1〜29節 2016年12月12日 |
主の契約の箱がダビデの町にはいったとき、サウルの娘ミカルが窓からながめ、ダビデ王の舞い踊るのを見て、心のうちに彼をいやしめた。(29) ダビデは前回、神の箱をエルサレムに運ぼうとしたときに、なぜ神が怒られたのか理解することができました。本来、神の箱はレビ人たちがかついで運ばなければならなかったのです。ダビデはアロンの子孫とレビ人たちを集めて、身を清めさせ、そして主がモーセに命じられた律法の通りに神の箱を運びました。ダビデはまたレビ人たちに神を賛美させ、大きな喜び中、神の箱を運びました。ダビデは王の衣を脱いで、力一杯神の前に踊りました。イスラエルの民の中に大きな喜びがありました。
しかし、その様子を見ていたミカルはダビデが王の衣を脱いで、踊っているのを見て、何て愚かなと思います。ミカルはサウル王の娘です。ミカルはもともとダビデに恋をして、結婚しました。ただ、ダビデがサウル王に命をねらわれて逃げている間に、他の男性と結婚させられ、ダビデが王として戻るのを機会に、もう一度ダビデの妻となったのです。しかし、ダビデとミカルの心に生じた溝は埋めることができませんでした。
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