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歴代志上 5章1〜26節    2016年11月28日

これは彼らが戦いにあたって神に呼ばわり、神に寄り頼んだので神はその願いを聞かれたからである。(20) 

 五章ではルベンとガドとマナセの半部族のことが記されています。この二部族半は、神がイスラエルの民をエジプトから導き出して約束の地に導かれたとき、ヨルダン川の東側にその嗣業を与えられました。それは神がそのように命じられたというよりも、彼らがそのことを願い、主もそれを許されたのです。彼らは勇敢な人々でした。そしてそれ以上に、戦いの時に、彼らは神に呼ばわり、神に寄り頼んだのです。そして、神は彼らの願いを聞かれたのでした。
 戦いの時、自分の力に頼ったり、また目に見える何かに頼るのは愚かなことです。目に見えない神が私たちを助け、救ってくださいます。ところが往々にして、私たちは目に見えないものは頼りにならないと考えます。聖書の言うのは逆です。目に見えるものはやがて過ぎ去るのです。
 彼らはよいスタートを切ったと思います。しかし、彼らが罪を犯し、偶像にすがるようになった時、一番最初に捕囚として連れて行かれることになったのでした。



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