バックナンバー
|
歴代志上 14章1〜17節 2016年12月11日 |
ダビデが再び神に問うたので神は言われた、「あなたは彼らを追って上ってはならない。遠回りしてバルサムの木の前から彼らを襲いなさい・・・」(14) ダビデは最初は自分が神が語られたようにイスラエルの王となったということが信じられないような気持ちだったかもしれません。けれども、ツロの王ヒラムの使者を迎え、ダビデは自分が王となったという実感がわき上がった来たのでしょう。ずっと荒野の要害を逃げ回っていた時代は終わり、主の語られたことが成就したのです。
ダビデが王となったことを知ったペリシテ人はダビデに戦いを挑んできます。ダビデは戦いの前に神に問います。「ペリシテ人に向かって上るべきでしょうか」。ダビデは主の言葉に従って勝利を得ます。次の戦いがまた起こります。ダビデは前の経験に頼って、神に問うことを省略するのではなく、また主に問い直します。そして主はダビデに今度は違う戦い方をするようにと示されたのでした。経験を積み重ねるのは大切な事です。けれども、自分の経験を絶対化して、経験に頼るのではなく、主に祈りつつ、主の言葉に従う者でありたいと思います。
|
|
|