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歴代志上 19章1〜19節 2016年12月16日 |
ダビデは言った、「わたしはナハシの子ハヌンに、彼の父がわたしに恵みを施したように、恵みを施そう」。そしてダビデは彼をその父のゆえに慰めようとして使者をつかわした。(1) アンモン人はヨルダン川の東側に住んでいました。アンモンの王ナハシがダビデにどのような親切をしたのかは定かではありません。ダビデがサウルの追撃を避けて逃げていたときに、ダビデをかくまってくれたということがあったのかもしれません。確かにダビデはある時期、モアブの王に自分の両親を預けたり、ペリシテ人の地に身を避けていたこともありましたから、ダビデが一番苦しかったときに、ナハシは彼を支えてくれたのでしょう。
そのナハシが死んだ時、ダビデは弔意を示す使者をアンモンに遣わします。しかしアンモンの人々はダビデの善意に対して悪意をもって応えます。アンモンの人々はダビデを信じることができなかったのです。
アンモンの人々はイスラエルとの戦いに備えて、非常に多くの戦車や騎兵を含む軍隊を雇い入れます。イスラエルは非常に厳しい戦いを強いられました。しかし、勇ましく戦ったイスラエルに、主は驚くべき勝利を与えて下さったのでした。
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