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歴代志上 18章1〜17節 2016年12月15日 |
主はダビデにすべてその行く所で勝利を与えられた。(13) ペリシテ人は、今のイスラエルのガザ地区に住んでいました。そして、イスラエルとの間には長く戦いがあり、多くの場合、ペリシテ人の方がイスラエルを苦しめていました。しかし、ダビデはペリシテ人を治めるようになります。また死海の東方に住んでいたモアブ人も従わせます。スリヤは今のシリヤ、ハマテはさらに北方になります。エドムは死海の南側に住んでいました。どの国も長くイスラエルを悩ましてきた国々です。しかし、「主はダビデにすべてその行くところで勝利を与えられた」のでした。それはダビデが主に従い、主を愛して生きていたからです。ダビデはエッサイの家でも八人の男の子の八番目でした。家では羊を飼う仕事を託されていました。しかし、そんなダビデを主は召し出してくださいました。主は羊を飼っていたダビデの中に主を愛し、信じる者の姿を見られたのでしょう。
そしてダビデは主のご期待に応える歩みをして行きます。ダビデは決して力で人々をねじ伏せ、黙らせるのではなく、公道と正義とをもって自分に託された使命に生きたのです。
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