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歴代志上 10章1〜14節 2016年12月5日 |
こうしてサウルは主にむかって犯した罪のために死んだ。すなわち彼は主の言葉を守らず、また口寄せに問うことをして、主に問うことをしなかった。(13〜14) イスラエルとペリシテとの間に戦いが起きました。戦いは激しく、サウルとその子たちは戦いの中で死んでいきます。聖書はサウルの死について、「主にむかって犯した罪のため」だったと言います。サウルが神に従わないで、捨てられていった詳細はサムエル記上に書かれています。おそらく、サウルは自分のしたことが、そこまで深刻に受けとめられるとは思わなかったのでしょう。サムエルが遅れたので、待っているように言われたけれど自分でやってしまった、アマレクを滅ぼし尽くせとは言われたけれど、これくらいはいいだろう・・・ある意味、主の言葉を状況に合わせ自分の都合に合わせて解釈し、結果的に主に従うよりも自分のしたいこと・自分の判断を優先させるのです。
悲惨な死を遂げたサウルとその子たちでしたけれど、ヤベシ・ギレアデの人々の行為はイスラエル全体の悲しみの中で一つの光をもたらすものでした。
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