バックナンバー
|
歴代志上 17章1〜27節 2016年12月14日 |
わが神よ、あなたは彼のために家を建てると、しもべに示されました。それゆえ、しもべはあなたの前に祈る勇気を得ました。(25) ダビデは少年時代に王としてサムエルから油注がれてからも実際に王になるまでは多くの苦難を経験しました。岩穴の中に身を隠したり、また他国に逃げて難を逃れたり、安心して住む家などどこにもないという状態が長く続いたのです。ですからなおさら、王となり、自分の家に住むようになった時、主の契約の箱がいまだに天幕の中に置かれていることがとても気になったのでしょう。ダビデは契約の箱を納め、主を礼拝することのできる恒久的で立派な建物を建てるべきだと思いました。自分の方が立派な家に住んでいるような気がしてとても心苦しかったのかも知れません。
しかし、主はダビデに神殿を建てることを禁じられます。そしてダビデの子が主の宮を建てるのだ、と語られたのでした。ダビデは主のために家を建てようとしました。しかし、主の方がダビデのために家を建てると語られたのです。
|
|
|