バックナンバー
|
箴言 31章1〜31節 2017年11月25日 |
あでやかさは偽りであり、美しさはつかのまである、
しかし主を恐れる女はほめたたえられる。(30) 王の母が、やがて王位を嗣ぐべき自分の息子に語った知恵の言葉です。女性を追いかけて、そのことばかり考えていたり、また自分を忘れるほど酒におぼれてしまうようなあり方は帝王学にはそぐわないものです。王は正しい裁きを行い、国を治めるために神からとても大きな使命を与えられているのです。
王として生きるために、その妻の存在はとても重要です。もちろん、王だけではありません。賢い妻を持つということは、どんな宝にもまさる宝です。それはどれだけ美人で、どれだけ多くの宝石で身を飾っているかということではありません。外側のあでやかさや美しさはやがて過ぎ去っていきます。求められているのは内面の美しさであり、主から来る賢さです。そしてその美しさ・賢さは主を恐れるところから来ます。ここで描かれる賢い妻の描写を読んで、開き直ったり、失望する必要はありません。夫であれ、妻であれ、すべての人にとって主を恐れるということがあるべき第一歩なのです。
|
|
|