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箴言 2章1〜22節 2017年10月27日 |
これは、主が知恵を与え、
知識と悟りとは、み口から出るからである。(6) この箴言の記者は「わが子よ」と呼びかけます。ソロモンは神に知恵を求め、神から知恵を与えられて国を栄えさせた偉大な王でした。しかし、同時に彼は主の御前に真実に生きた父ダビデから多くのことを学んでいたはずです。しかし、ソロモンの晩年には、彼は主の道から離れて国に危機を招くことになります。そしてソロモンの子たちは、ダビデやソロモンが神を恐れ、神を愛して生きた生き方に学ぼうとはしませんでした。父の教えに従おうとする人はいなかったのです。ソロモンの子たちは自分の富や権力にすがり、また自分の刹那的な楽しみに心を奪われて国を傾けさせることになってしまいます。
ソロモンにとっては知恵の道とは主を恐れる道でした。ソロモンは言います。私たちに知恵を与えてくださるのは主だ。主のみ口から知恵は出てくる。だから私たちは耳を傾けて神の御言を聞き、そして従っていくのです。
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