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箴言 12章1〜28節 2017年11月6日 |
つるぎをもって刺すように、
みだりに言葉を出す者がある、
しかし知恵ある人の舌は人をいやす。(18)
箴言の中には「言葉」に関する言及が多くあります。私たちは口で失敗することも多いからです。言葉は時に人を傷つけます。そこで言葉の失敗をしないために大切な事は、みだりに言葉を出さないということです。いろいろなことで特に人を注意したり、正したり、警告を与えたりというときに、すぐに言葉を出さないで、一呼吸置く、または一晩置くということが大切です。また今はこのような時代ですので、メールなどのデジタルなコミュニケーションにもよくよく気をつけたいと思います。顔を合わせない、文字だけのやりとりは多くの勘違いや誤解を生みやすいからです。
確かに「口は災いのもと」というのは一面の真理をあらわしています。しかし、同時に、言葉が人を慰めたり、励ましたり、生かしたり・・・ということが多くあることも私たちは知っています。私たちの口が人を癒し、慰め、力づけるものであるように祈りたいと思います。
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