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箴言 29章1〜27節 2017年11月23日 |
預言がなければ民はわがままにふるまう、
しかし律法を守る者はさいわいである。(18) 「幻がなければ民は滅びる」とも訳され、知られて来た言葉です。しかし、これは明確なビジョン、目標がなければ、国は立ち行かないということではありません。確かに個人の歩みや教会などの共同体において、ビジョンが明確であることはとても大切なことです。ただ、この聖句で言っていることは、「預言」、つまり神の御言をきちんと聞くということがなければ、民は自分勝手な歩みをして、結局は身を滅ぼし、国を滅ぼしてしまうということです。
対になっている次の行の「律法を守る者」というのも同じことです。神の言葉を聞き、そのみこころの中を歩んで行くということが何よりも大切で、またそれがなかったら、私たちは迷ってしまうということなのです。
私たちは毎日聖書に聞き、また礼拝のたびに、神の御声を聞きます。そしてその神の御言が私たちに生きる道を示し、私たちを御国に着くまで間違いなく導いてくれます。御言は私たちに命を与え、私たちを神が備えてくださっているすばらしい祝福に生かすのです。
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