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箴言 25章1〜28節 2017年11月19日 |
自分の心を制しない人は、
城壁のない破れた城のようだ。(28) 古代イスラエルでは町が城壁で囲まれ、農地は町の外にあったとしても、家は町の中に建てて、夜は城壁の中で過ごすということがよくありました。大きく、力のある町は、高い塀で囲まれ、敵の攻撃や侵入を防いだのです。逆に城壁がないとか、あっても、あちらこちらにほころびがあり、崩れているところがあるとしたら、容易に敵の侵入をゆるしてしまうことになったでしょう。
この箴言では、自分の心を制しない人を城壁のない破れた城にたとえています。どんなにその城の中に多くの宝を蓄えていても、あまりにも無防備なので、すぐに敵に大切なものを奪われ、また滅ぼされてしまうのです。
自分の心が暴走することがあるかもしれません。怒りや恐れ、不安などに振り回され、コントロールがきかないのです。恐れや怒りがあること自体は罪ではないかもしれません。しかし、それらが私たちの心を支配し、それらに振り回されていると、罪につながるのです。主イエスに心を治めていただきたいと思います。
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