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箴言 6章1〜35節 2017年10月31日 |
なまけ者よ、ありのところに行き、
そのするところを見て、知恵を得よ。(6) なまけ者は今のことしか考えません。そして、今、幸せで満ち足りていたら、それで満足です。また疲れること、汗を流すこと、しんどいこと、厳しいことはできるだけしないで、楽をすることを考えます。それと共になまけ者は自分のことしか考えていません。人が困っていても、ひとまず自分が満ち足りていたらそれでよいのです。けれども、やがて厳しい時が来たら、とたんに困窮してしまいます。
この箴言の記者は、ありから学べ、と呼びかけます。彼らはチームワークで働きます。一緒に巣を作り、一緒に食物を運び、一緒に食物を蓄えます。彼らはやがて食べるものを探すことが難しい、厳しい季節が来ることを知っています。ですから、彼らは夏の間に食糧を蓄えます。知恵の道も同じようなことがあります。知恵ある人は、今のことだけではなく、将来のことも考えます。自分のことだけではなく、人のことも考え、力を合わせてことをしようとします。私たちも学びたいと思います。
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