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レビ記 24章1〜8節     2015年10月13日

アロンは会見の幕屋のうちのあかしの垂幕の外で、夕から朝まで絶えず、そのともしびを主の前に整えなければならない。(3)

 過越の祭・七週の祭・仮庵の祭はモーセの時代から神が命じられた三つの祭であり、祭司はその祭の中でとても大切な働きを担ったのですが、同時に毎日の歩みの中でも大切な仕事をしていました。それは毎日ともしびを整えること、そして、一週間に一回、安息日ごとに麦粉で菓子を作って純金の机の上に供えるということでした。
 一年に一回の大きな務めも、また毎日繰り返される地道で小さな務めも共に大切です。そして小さな務めを忠実に果たしていくことが、やがて、一年に一回の務めにつながり、また一生に一度の大きな働きにつながるのです。そしてイスラエルの民も、純粋なオリブ油を持ってきて祭司たちの働きを支えました。
 私たちも毎日、油を整えて、主の御前にともしびをともし続ける者たちでありたいと思います。それは日ごとに主に信頼し、主に仕えて歩むという毎日の積み重ねなのです。

レビ記 24章10〜23節     2015年10月14日

だれでも、その神をのろう者は、その罪を負わなければならない。主の名を汚す者は必ず殺されるであろう。(15〜16)

 宿営の中で争いが起きました。イスラエル人とエジプト人の間に生まれた人と、両親がイスラエル人の人との間に問題が生じたのです。ここで、父親がイスラエル人であったかどうかがどれだけこの争いの中で重要かは分かりません。もしかしたら、このハーフの人がそのことで嫌な思いをさせられたのかもしれません。ただここで問題は争い自体ではなく、その中で、一人が主の名を汚して呪ったということでした。
 ユダヤ人であっても、他国人であっても、主の名を汚すことはゆるされなかったのです。そののろいごとを言った人は宿営の外に引き出されて死ななければなりませんでした。私たちはこのような話を聞いて、恐ろしい思いがすることでしょう。またはこれは旧約聖書の時代の物語だからと開き直るでしょうか。私たちは、主の名を汚す罪の大きさをしっかりと自覚する必要があります。しかし同時に本来滅ぶべき自分が、主イエスのあがないによって、罪赦され義とされていることの大きさをも知っていたいと思います。



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