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レビ記 3章1〜17節 2015年9月4日 |
もし彼の供え物が酬恩祭の犠牲であって、牛をささげるのであれば、雌雄いずれであっても、全きものを主の前にささげなければならない。(1) 三章で取り上げられているのは、酬恩祭です。これは感謝のささげものとか、和解のそなえものとも呼ばれています。燔祭の時もそうでしたが、この酬恩祭でも、そなえものを献げる人は、会見の幕屋の入り口で、ささげもの動物の上に自分の手を置いて、これをほふり、祭司はその動物の血を祭壇の周囲に振りかけます。そこで血を流してささげものとしてささげられるのは牛であり、羊であり、やぎだったのですが、そこでその人は自分自身を神にささげることを求められていたのです。
酬恩祭においては脂肪だけが燃やされました。そして残りは、一部は祭司に与えられ、残りはささげものを献げた人がそこで食べたのでした。そのようにして、この酬恩祭は、神の前に感謝をささげ、共に主の恵みを喜ぶささげものだったのです。私たちはささげものを携えて神に近づき、神を礼拝して、共に喜びます。私たちの礼拝はまさにそのような感謝と喜びの時なのです。
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