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レビ記 2章1〜16節 2015年9月3日 |
あなたの素祭の供え物は、すべて塩をもって味をつけなければならない。あなたの素祭に、あなたの神の契約の塩を欠いてはならない。すべて、あなたの供え物は、塩を添えてささげなければならない。(13) この二章では素祭が取り上げられています。これは穀物のささげものであって、麦をそのまま献げる場合と、焼いたり煮たりして調理したものをささげる場合がありました。祭司はその上に油を注ぎ、乳香を注いで祭壇の上で焼きました。素祭はささげられたものの中からひとつまみを焼き、残りは祭司に与えられて、彼らの食糧になりました。
この素祭には、パン種や蜜を加えてはなりませんでした。パン種は汚れや罪を表していました。神にささげられるものは混じりけのない、純粋なものでなければならないかったのです。ただ同時に、素祭に加えなければなければならないものがありました。それは油であり、乳香であり、また塩でした。この素祭は、私たちにとっては仕事や奉仕を表しているといいます。私たちは奉仕をするときにも、罪や汚れから離れ、聖霊の油を与えられ、主の御前に良い香りとしてそれをささげます。そしてその奉仕をする中でも主が私たちと結んで下さった恵みの契約を思い起こすのです。
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