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サムエル記上 28章1〜25節 2016年7月12日 |
サウルはペリシテびとの軍勢を見て恐れ、その心はいたくおののいた。そこでサウルは主に伺いをたてたが、主は夢によっても、ウリムによっても、預言者によっても彼に答えられなかった。(5〜6) イスラエルとペリシテとの間に大きな戦いが起ころうとしていました。サウルはイスラエルの軍勢を集めますが、ペリシテの軍勢を見たときに大きな恐れにとらえられます。彼は主の導きを求めようとします。どうすれば勝利を得ることができるか神の知恵にすがりたいと思います。しかし、主は沈黙しておられました。普段の時に、主との交わりに生きていないと、自分の都合にあわせて、あわてて神の助けを求めても、それを得ることはできないでしょう。主の御声を聞くことができないサウルは、霊媒師に依頼して、サムエルを呼び出し、サムエルに導きを求めました。神は霊媒や占いを嫌われます。サウルもそれを知っていて、霊媒師たちを国から追い出したはずです。
神はサウルがそのペリシテ人との戦いで死ぬことを定めておられたのでした。サウルが神に従うことをしなかったからです。
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