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サムエル記上 13章1〜22節 2016年6月18日 |
あなたは愚かなことをした。あなたは、あなたの神、主の命じられた命令を守らなかった。もし守ったならば、主は今あなたの王国を長くイスラエルの上に確保されたであろう。(13) サウルに率いられたイスラエルとペリシテ人との間に戦いが起ころうとしていました。ペリシテ人が戦車三千、騎兵六千、そしておびただしい数の歩兵を差し向けて、本気でイスラエルに襲いかかろうとしてきた時、多くの民は危険を避けて隠れ、またサウルと共にいる民もふるえながらサウルに従っているというのが実情でした。しかもペリシテ人たちはイスラエルに鉄工を置くことを許しませんでしたから、剣や槍さえも、サウルと、その子ヨナタン以外には持っていなかったというのが実情です。
サウル自身の中にも恐れはありました。サウルはサムエルが来るのを待っていました。七日たったら、来るので待つようにと言われていたからです。サムエルが来て、主にささげものをささげて、それから戦いに出て行く・・・そういうことになっていました。しかし、民が次々に離れてしまうという中で、サウルは待つことができませんでした。しかし、この主に従うということこそが王に一番求められていることだったのです。
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