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サムエル記上 23章1〜14節 2016年7月4日 |
ダビデは荒野にある要害におり、またジフの荒野の山地におった。サウルは日々に彼を尋ね求めたが、神は彼をその手に渡されなかった。(14) ダビデはサウル王の手から逃れながらも、ペリシテ人たちがケイラの町を攻めていることを聞くと、いても立ってもいられなくなります。ダビデは主に問い、「行ってペリシテ人を撃ち、ケイラを救いなさい」との呼びかけを受け止めて立ち上がります。それはダビデと一緒にいた従者たちには大きな戸惑いでした。あまりにもリスクが大きすぎる・・・。ダビデは重ねて主に問い、主に約束をいただいて進み入ったのでした。
ダビデがペリシテ人を打ち破り、ケイラにいるということが分かったとき、サウルは全軍を率いてケイラに攻めてきました。ダビデはそこでも主に問い、主のお答えに従って、ケイラの町を離れたのでした。
進むにも退くにも主の御旨を問い、従っていったダビデの姿を見ます。そして、神はそんなダビデをサウル王の手から隠され、また守られたのでした。私たちも祈りつつ主の御心の中を歩んでいきましょう。
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サムエル記上 23章15〜29節 2016年7月5日 |
そこでサウルはダビデを追うことをやめて帰り、行ってペリシテびとに当った。それで人々は、その所を「のがれの岩」と名づけた。(28) サウルの子ヨナタンがダビデを求めて会いにきたのに、サウル王はダビデを見いだし、捕らえることができなかったというのは本当に不思議なことです。主がダビデを守られたのです。ヨナタンの訪問はどんなにダビデを喜ばせ、また励ましたことでしょう。
さてダビデはサウル王を逃れて転々とします。そしてついにマオンの荒野に来たときに、ダビデはまさにサウルの軍隊に囲まれてしまいそうになります。絶体絶命の大ピンチです。しかし、その時、ペリシテ人が国に侵入してきているので来てほしいという要請を携えた急使がサウル王のもとにやってきます。そして、まさにダビデは九死一生を得たのでした。人々はその場所を「のがれの岩」と名付けたのでした。それは単にああ、助かったと胸をなで下ろした、というだけではなく、「のがれの岩」としてダビデを守ってくださった確かなお方として、主をあがめたということでもあったでしょう。
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