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サムエル記上 3章1〜21節 2016年6月5日 |
しもべは聞きます。主よ、お話しください。(9) エリは主に裁きを告げられても、自分の子どもたちを正しく指導することをしません。そして、エリ自身も「主の言葉はまれで、黙示も常ではなかった」という状況にありました。ある意味、エリはここで気づくべきだったと思います。息子たちが罪を犯しているというだけでなく、主が自分に対して厳しい目を向けておられる、自分と主との交わりが壊れている、ということに気づくべきだったのです。
そのような中で主は少年サムエルに語られます。「サムエルよ、サムエルよ」と彼を呼ばれたのですが、サムエルはそれまで主の御声を聞いたことがなかったため、エリが自分を呼んでいると思ったのでした。エリは主がサムエルを呼んでおられることに気づいて、「しもべは聞きます。主よ、お話しください」と答えるようにと語ります。そして、サムエルは主の言葉を聞いたのでした。 私たちにとってもまず大事なのは、「しもべは聞きます」と、主の御前にしもべとなって、語られる主の御声を聞くことです。今も主は聖書の御言を通して私たちに語られます。
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