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サムエル記上 5章1〜12節 2016年6月7日 |
アシドドの人々は、このありさまを見て言った、「イスラエルの神の箱を、われわれの所に、とどめ置いてはならない。その神の手が、われわれと、われわれの神ダゴンの上にきびしく臨むからである」(7) ペリシテ人は神の箱を分捕り、アシドドの町の偶像ダゴンの宮に置きました。しかし、夜の間にダゴンは倒されてしまいます。人々はダゴンをまた起こすのですが、次の朝にはまたそれは倒され、今度は頭と両手がもげてしまっていました。それだけではありません。災いがアシドドの人々に及んだのでした。
ペリシテ人たちはその箱を今度はガテに、そして次にはエクロンに運ぶのですが、神の箱が運ばれる町、運ばれる町、人々の身に腫れ物ができて人々を悩ましました。ペリシテ人たちは恐怖に震え、神の箱をイスラエルに送り返そうと叫ぶのでした。
神の箱は、主の臨在をあらわすもので、イスラエルが荒野を歩む間もいつも、その真ん中にありましたし、主の幕屋の至聖所に置かれていたものです。神は再び、その箱をイスラエルに戻そうと計画しておられました。どんなにペリシテ人たちが戦いに勝っても、それはペリシテ人の偶像が主に勝ったことではなかったのです。
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