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| サムエル記上 １８章１〜５節 2016年6月26日 |
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ダビデがサウルに語り終えた時、ヨナタンの心はダビデの心に結びつき、ヨナタンは自分の命のようにダビデを愛した。（１） ダビデはサウルのところで琴をひくことがあったでしょうけれど、彼はダビデの名前を知りませんでした。「ベツレへム人エッサイの子です」と答えたダビデのことを目を輝かせて見つめる少年がいました。それはサウルの子ヨナタンでした。二人はすぐにあつい友情で結ばれた親友になりました。聖書はヨナタンが「自分の命のようにダビデを愛した」と書いています。まさに二人の心は結ばれたのです。ヨナタンは自分の上着や武具もダビデに与えるほどでした。
このダビデとヨナタンの友情は一生続くものとなり、様々な障害を乗り越えるようにして、二人は固い信頼で結ばれて行きます。ある意味、ダビデのヨナタンへの思いはヨナタンの死後も続いたほどでした。
非常に華やかなスタートを切ったダビデの歩みでしたが、この後、様々な困難の中を通っていくことになります。そしてそこでダビデを支えたのはヨナタンの存在だったのです。
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| サムエル記上 １８章６〜３０節 2016年6月27日 |
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主がサウルを離れて、ダビデと共におられたので、サウルはダビデを恐れた。（12） サウルもダビデの勝利に狂喜したに違いありません。サウルが少年ダビデにイスラエルを背負わせて出て行くなど普通に考えれば狂気の沙汰でしたし、祈るような気持ちで戦況を見つめながらも、ダビデが一瞬のうちにゴリアテのやいばに倒れる様を想像する方がずっとやさしかったに違いありません。しかしダビデはイスラエルに大勝利をもたらしました。そして、ダビデはサウルが遣わすところどこにでも出て行って、勝利をおさめました。やがてサウルはダビデを兵の隊長にします。サウルはダビデに厚い信頼を寄せるようになります。
しかし、ダビデが成功し、次々に勝利を重ねていく中で、サウルの中にダビデへのねたみが生じてきます。女たちが「サウルは千を撃ち殺し、ダビデは万を撃ち殺した」と歌うのを聞いてサウルはダビデを恐れるようになり、またダビデを殺そうとうかがうようになります。表面的にはまるでダビデを信頼し、思いを寄せているようなふりをしながらも、彼はやがてダビデへの殺意を隠すことができなくなっていきます。ねたみの恐ろしさを思います。
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