バックナンバー
|
サムエル記上 6章1〜21節 2016年6月8日 |
だれが、この聖なる神、主の前に立つことができようか。(20) 主の箱を分捕ったペリシテ人たちでしたが、神の箱を持ち込んだ町に様々な災いが起こってくる中で、その箱をもてあますようになります。そのようにして七ヶ月が立ったのでしたが、ペリシテ人たちはその神の箱をイスラエルに戻さなければならないことを悟ったのでした。彼らはイスラエルがエジプトで奴隷だったとき、パロが心をかたくなにしてイスラエルを去らせなかったために、大きな災いを国にもたらしたことを思い起こし、自分たちは同じ失敗をしてはいけないと語り合います。主の御業は、異教のペリシテ人の地においても語り継がれていたのです。
神の箱を乗せた牛車は後ろを振り向くことなく、イスラエル領内のベテシメシに進んで行きます。ベテシメシの人々は心から喜んで、主にささげものをささげ、主を礼拝します。しかし、ベテシメシの人々の中に箱を開けて中をのぞいた人がいたために、民は撃たれて七十人が死にます。人々は聖なる神を、主を恐れることを学ばなければなりませんでした。
|
|
|