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列王記下 12章1〜21節 2016年10月31日 |
なぜ、あなたがたは主の宮の破れを繕わないのか。(7) ヨアシは四十年間、南ユダ王国を治めます。ただヨアシは王となった時七歳ですから、最初はそばにいた祭司エホヤダたちがヨアシを教え、その働きを支えたはずです。そしてヨアシもエホヤダの指導の中で、主の目にかなう生き方をしていきました。ヨアシは主に仕えて行く中で、主の宮の破れに気をかけるようになり、人々が宮に持ってくる銀を用いて、宮の修繕をするようにと命じます。しかし、祭司たちはヨアシ王の二三年まで宮の修復をしませんでした。王は祭司たちに「なぜ、あなたがたは主の宮を繕わないのか」と問います。祭司たちにも言いたいことはいろいろあったでしょう。通常の業務だけで手一杯だ、近々手をつけようと思っていた、どうしてよいかよく分からなかった・・・けれども、いずれもしなければならないことをしなくてもよいという理由にはなりません。
神殿の修復は祭司たちの手を離れ、ヨアシ王のリーダーシップの中で進められることになりました。工事をする人々も心を合わせ、正直に事を行ったのでした。
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