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列王記下 11章1〜21節 2016年10月30日 |
ヨラム王の娘で、アハジヤの姉妹であるエホシバはアハジヤの子ヨアシを、殺されようとしている王の子たちのうちから盗み取り、彼とそのうばとを寝室に入れて、アタリヤに隠したので、彼はついに殺されなかった。(2) さて、北王国の王となったエヒウがアハブの血筋を引く人々を一掃していく中で、命をながらえた人物がいました。それがアタリヤです。彼女はアハブとイゼベルの娘として生まれ、南王国ユダのヨシャパテ王の子ヨラムと結婚します。そして自分の子アハジヤは南王国の王となります。ですからある時期は北王国も南王国もアハブとイゼベルの血族の者たちが王になっていたことになります。そして、王母となったアタリヤは、王宮で権力を握っていき、自分の子アハジヤが死んだことを知った時、王の一族をことごとく滅ぼして自分が女王として統治するという暴挙に出ます。六年の間、南ユダ王国は暗黒の時を過ごすことになったのでした。
しかし、祭司エホヤダとその妻エホシバはヨアシを助け出して、隠します。ダビデの子が代々王となるという約束を守るためにも、主はダビデの子を守ってくださたのでした。
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