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列王記下 3章1〜27節 2016年10月11日 |
主はこう仰せられる、『わたしはこの谷を水たまりで満たそう』。・・・これは主の目には小さい事である。(16〜18) 北イスラエル王国ではアハブ王の後、その子アハジヤが王となり、またアハジヤの後、アハブの子ヨラムが王となりました。ヨラム王はアハブの死後自分たちに背いたモアブを攻めようと、南王国ユダのヨシャパテ王、そしてエドムの王に声をかけます。三人の王たちはモアブに向かって攻めて行きましたが、一週間にわたって水がないところを通ることになりました。軍勢も家畜も飲む水がなく疲弊していきました。
ヨシャパテ王はここでも「主に問おう」と提案します。そして、エリヤの後継者だったエリシャのもとに導きを求めて出かけたのでした。主は彼らに、「わたしはこの谷を水たまりで満たそう」と語られます。雨が降るわけではありません。どうやってそのようなことが起きるのでしょうか。しかし、「これは主の目には小さい事」でした。そして、エリシャによって語られた主の言葉の通りに、主は確かに水を満たし、その日、モアブに対して大勝利を与えられたのでした。
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