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ヨシュア記 18章1〜28節 2016年4月13日 |
ヨシュアはイスラエルの人々に言った、「あなたがたは、先祖の神、主が、あなたがたに与えられた地を取りに行くのを、いつまで怠っているのですか・・・」。(3) ヨルダン川の東側に自分たちの土地を得たルベン族とガド族、そしてヨセフの子孫であるマナセ族とエフライム族、また十二部族最大のユダ族はすでに自分たちの嗣業の地を勝ち取っていましたが、残りの七部族はまだ、自分たちの嗣業の地を得ていませんでした。
言い訳や釈明を始めるとすればいろいろなことが言えたことでしょう。ヨルダン川の東側に嗣業を得た二部族半の戦いの時にはまだモーセがいた、ヨセフやユダの部族はやはり大部族だ、その地に住む先住民はなかなか手強い・・・。しかし、主はすでにその地を与えると約束しておられました。ですからイスラエルの民はその地を取りに行けばよかったのです。もちろん、それは戦いがないということではなかったでしょう。しかし、「与える」と語られた地を取りに行かないのは怠慢ではないか、とヨシュアは語り、とにかく土地の分割・割り当てを先に進めていったのでした。
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