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ヨシュア記 16章1〜10節 2016年4月11日 |
ヨセフの子孫が、くじによって獲た地の境は、エリコのほとりのヨルダン、すなわちエリコの水の東から起って、荒野に延び、エリコから山地に上っている荒野を経て、ベテルに至り・・・(1) 十六〜十七章にはヨセフ族の割り当てられた土地が記されています。ヨセフはヤコブの十二人の息子たちの一人でしたが、ヤコブはその死の前に、ヨセフの子エフライムとマナセを自分の子とすると宣言しました。そこで、特別に主に仕えることをその嗣業とするレビ族を除き、ヨセフ族をエフライムとマナセの二部族と数えて、イスラエルの十二部族とされています。
土地の割り振りは、その部族の大きさを考慮しながら、くじで決まっていきました。くじがどう当たるかというその背後にも働いておられる主を認めたのです。今の私たちは、大切なことをくじで決めない方がよいでしょう。祈りつつ、主の導きを求めてください。しかし同時に、私たちの周りで起こってくるひとつひとつの事柄の中に働いておられる主を認めることは、今も大切です。
エフライムはゲゼルに住むカナン人を追い払わず、奴隷にします。しかし、これは長い歴史の中では非常に危険なことでした。時代によっては立場が逆転してしまいかねなかったからです。
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