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ヨシュア記 2章1〜24節 2016年3月24日 |
あなたがたの神、主は上の天にも、下の地にも、神でいらせられる・・・。(11) ヨシュアはヨルダン川の東側からひそかにエリコに二人の斥候を送り出します。ヨルダン川を渡って最初にあるエリコの町の様子を探らせるためです。エリコの町は高く堅固な城壁で囲まれていました。まさに難攻不落と言ってよいでしょう。この二人の斥候は城壁の上に住んでいた遊女ラハブの家に入ります。遊女のところはたとい外国人が入り込んできても怪しまれないということがあっただろうと言われています。しかし、この二人がラハブのもとに入ったことは、警戒を強めていたエリコの王に見つかってしまいます。絶体絶命という中で、ラハブはこの二人をかくまったのでした。
ラハブは二人に、エリコの人々がイスラエルの民を恐れ震えおののいている様子を伝えます。そしてラハブは告白します。「あなたがたの神、主は上の天にも下の地にも神でいらせられるからです」。ヘブル書の記者はラハブが斥候たちをかくまったことの中にある彼女の信仰に目を止めています。そしてラハブとその親族は救われることになったのです。
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