バックナンバー
|
ヨシュア記 3章1〜17節 2016年3月25日 |
全地の主なる神の箱をかく祭司たちの足の裏が、ヨルダンの水の中に踏みとどまる時、ヨルダンの水は流れをせきとめられ、上から流れくだる水はとどまって、うず高くなるであろう。(13) ガリラヤ湖から死海まで南北に流れるヨルダン川は、今は灌漑用水をそこから取るために、小さな川になっていますが、ヨシュアの時代には大きな川であり、特に雨の多い季節にはとても川幅が広く、また深くなっていました。イスラエルの民はこのヨルダン川の東側に宿営しました。約束の地に入って行くためにはこの川を渡らなければなりません。
四十年前、イスラエルの民が紅海を渡ったときには、紅海が二つに分かれて道ができるという奇跡が起こりました。このヨルダン徒渉においては、まず契約の箱を担ぐ祭司たちが川に入っていくように命じられました。まだ川に水が満ちている状態で、祭司たちは川に一歩を踏み出しました。その時に、上流で水はせき止められ、流れはとまって、そこに乾いた地が現れたのでした。祭司たちが川底にとどまっている間に、イスラエルの民はヨルダン川を渡り切ったのでした。
|
|
|