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士師記 4章1〜24節 2016年4月27日 |
さあ、立ちあがりなさい。きょうは主がシセラをあなたの手にわたされる日です。主はあなたに先立って出られるではありませんか。(14) エホデの死後、イスラエルの人々はまた主から離れて悪を行います。八十年の太平を経験したイスラエルの民は、いつの間にか、その平和がどこから来たのかを忘れてしまったのです。カナンの王ヤビンが起こされ、二十年にわたってイスラエルの民を激しくしえたげます。ヤビンは鉄の戦車九百両をもってイスラエルを圧迫しましたので、イスラエルには全く勝ち目はないと絶望していたとしても人間的には責めることはできないでしょう。
イスラエルの民はまた主に呼ばわります。そして、主は女預言者デボラを起こし、またナフタリ族のアビノアムの子バラクを立てて、イスラエルを救われます。主はデボラに語り、バラクを励まして戦いに向かわせられます。ただバラクは、デボラを通して語られた主の言葉に信頼することはできませんでした。デボラに一緒に行ってほしいというバラクの願いをデボラは受け入れますが、敵の大将を討ち取ったのは、一人の主婦でした。
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