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士師記 15章1〜20節 2016年5月17日 |
そこで神はレヒにあるくぼんだ所を裂かれたので、そこから水が流れ出た。サムソンがそれを飲むと彼の霊はもとにかえって元気づいた。それでその名を「呼ばわった者の泉」と呼んだ。(19) サムソンとペリシテ人との間に多くの争いが起きていきます。ペリシテ人たちは自分たちの思い通りにいかないサムソンに手を焼くようになります。主がその霊をサムソンに注いで、サムソンを通してイスラエルを救おうとしておられたのです。
イスラエルの人々はペリシテ人を恐れて、サムソンを縛ってペリシテびとに引き渡します。しかし、主の霊が激しく臨んで、サムソンを縛っていた綱は解け落ちてしまい、サムソンは落ちていた新しいろばのあご骨を武器に、一千人のペリシテ人を倒したのでした。
しかしサムソンに大きな危機が訪れます。ひどい渇きの中にあって、死さえも覚悟しなければならないようなところを通ったのです。サムソンはそこで主に呼ばわります。神はそこに泉を開いて、サムソンを再び生かされたのでした。サムソンはそこでもう一度、自分の弱さ・はかなさと共に、自分の力が自分の内側からではなく、主から来ることを自覚しなければなりませんでした。
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