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士師記 3章1〜11節 2016年4月25日 |
しかし、イスラエルの人々が主に呼ばわったとき、主はイスラエルの人々のために、ひとりの救助者を起して彼らを救われた。・・・主の霊がオテニエルに臨んだので、彼はイスラエルをさばいた。(9〜10) イスラエルの人々は主の前に悪を行い、主を忘れて、バアルやアシラの神を拝むようになります。いずれもカナンの地で拝まれていた偶像の神々です。イスラエルの民は、約束の地に定住し、農耕をしていくにあたって、豊かな実りをもたらすとされた神々にすがるようになっていくのです。イスラエルに対して主の怒りが燃え上がります。そして、イスラエルはメソポタミヤのクシャン・リシャタイムに仕えるようになります。しかし、イスラエルの民は苦しみの中で、もう一度主に立ち帰り、主に叫んだのでした。主はその時、彼らの叫びを聞き、ひとりの士師を送られます。それはカレブの弟、ケナズの子オテニエルでした。主の霊がオテニエルに臨み、彼はイスラエルの民をまとめ、クシャン・リシャタイムとの戦いに臨みます。そして、主はオテニエルと共にいて、イスラエルの民にすばらしい勝利を与えて下さったのでした。
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士師記 3章12〜31節 2016年4月26日 |
エホデは彼らに言った、「わたしについてきなさい。主はあなたがたの敵モアブびとをあなたがたの手にわたされます」。(28) オテニエルは四十年にわたって国を治めて後、死にます。そしてオテニエルの死後、人々の記憶が薄れると共に、人々はまた罪を犯すようになります。主はモアブの王エグロンを強め、イスラエルは十八年間エグロンに仕えることになります。そこで再び、イスラエルは主に呼ばわります。確かに、モアブの王エグロンの支配下に置かれる経験は、彼らが神に背いたことに対する神の裁きでした。しかし、同時に、それは神のあわれみでもありました。神はその苦しみの中で、イスラエルが再び主に立ち帰るのを待っておられたからです。
主に叫ぶイスラエルのために、主は再び救助者を起こされます。左利きのエホデです。エホデはモアブの王エグロンを倒し、イスラエルの民を率いて、モアブに勝利します。エホデは主が勝利を与えて下さることを知っていました。そして、エホデはその信仰へとイスラエルを導き、実際に勝利を経験させていったのでした。
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